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猫の腎不全対策

あおちゃんが慢性腎不全になってから、猫の腎不全について色々調べました。

取り返しがつかなくなってから調べても、遅いと思います。

お母さんの時もそうでした。

脳幹出血で急死した後に色々と調べ始めました。

それで健康に関してはかなりの知識を付けたと思います。

今の知識なら、あんな死なせ方はさせないのですが。

まあそれはともかく、今回は猫の腎不全についてです。

目次

慢性腎不全になったらどうする?

まず、腎不全になるとどんな行動をするのか?ですが、ご飯はあんまり食べないのに水を多く飲んだりします。

あと急激に毛並みが悪くなったり、ずっと目やにをつけたままだったり。

こうなると腎不全の可能性が高いです。

急性腎不全と慢性腎不全があるんですけど、

急性の方は若いうちにもなる腎不全で、病院に入院して皮下点滴をすると、なんとか持ち直すことが多いです。

あおちゃんは5歳で急性腎不全になりました。

問題は慢性腎不全の方で、これは高齢の猫に多いのですが、

これが始まると、命のカウントダウンが始まったと思ってもいいと思います。

多くの猫がなるので猫の宿命ともいえる病気です。

この慢性腎不全になると病院では補液をしてもらうと思うのですが、

この補液で多少、食欲が戻る事があります。

食欲はかなり重要です。

ところが食欲がなかなか戻らなかったり、いったん戻ってもまた無くなったりするかもしれません。

そこで試してほしいのが、ミルタザピンという薬です。

これを使うと、食欲が戻る事があります。

あおちゃんも少しだけ戻りました。

ただ、私としてはあおちゃんは投与が遅かったと思っています。

なぜそうなったのかと言うと、獣医さんがミルタザピンの事を教えてくれなかったからで、

食欲がなくなってから1週間ちょっとして、私が

食欲増進剤とかあるんじゃね?🤔

と思って調べて、獣医さんに提案したのでした。

もう少し早ければ、もう少し一緒にいられたかもしれません。

それとミルタザピンはかなり苦いらしく、飲まない子も多いみたいなので、

ミラタズっていう、耳の内側に付ける薬でもいいと思います。

ミルタザピンを皮膚から吸収させる薬だそうです。

日本ではまだ承認されていないので、輸入する事になりますが。

あと腎臓の機能に関してですが、ラプロスという薬もいいかもしれません。

けっこう新しい薬だそうです。

あおちゃんには効果があるのかどうなのか、わかりませんでしたが。

まあたぶん、食欲さえ戻ればかなり体調は改善すると思います。

もちろん腎臓の機能は戻りませんが、食欲さえあればかなり長生きした子もいるので。

なのでミルタザピンは超重要かと思います。

口内炎対策について

さて次に、猫の慢性腎不全に特有の「口内炎」です。

実は毒素のせいで口内炎ができる事が多く、

もしミルタザピンで食欲が戻せても、口内炎のせいで食べれないとか、そういうかわいそうな事になる可能性があります。

そこで口内炎対策の話です。

「きえ〜る」っていう消臭スプレーがあるのですが、

これを食べ物とかにスプレーしてから食べさせると、口内炎が改善した例がかなりあります。

きえ〜る

可能であれば、口の中に直接入れるのが良いそうです。

それか食べ物に混ぜたり、飲み水に入れたりですね。

なんでかはよくわかりませんけど、動物の口に入れても大丈夫な消臭スプレーらしく、

なぜか口内炎にも効果があるそうです。

あと「コロイダルシルバー」っていうのもあります。

コロイダルシルバー

きえ〜るがダメでもコロイダルシルバーなら効いた、っていう意見もあるそうです。

ただ私としては、きえ〜るもコロイダルシルバーも薬ではないので、

サプリ的な感じで、毎日の予防に使う方がいいと思っています。

腎不全関係なく口内炎になる事もあるので。

口内炎の最終手段としては手術もありますが、

体力が残っていないと手術が無理なので、その場合はステロイドっていう手もあります。

正直に言うと、ステロイドはちょっとだけ腎臓に負担をかけます。

なので腎不全では使うかどうか迷うのですが、

多少負担がかかっても、口内炎の痛みを少しでも解消して美味しいものを食べてほしいので、

あおちゃんの場合はステロイドを使ってもらう事にしました。

たぶん量は通常の半分程度だと思います。

無理に寿命を伸ばすよりも、多少短くなっても最後に美味しいものを食べてほしいという判断です。

ステロイドには食欲を増やす効果もあるので、これとミルタザピンで多少食欲が戻った感じがしました。

腎不全予防について

あと腎不全予防についてです。

CBDオイルっていうのがあります。

CBDオイル

実は最近合法になった大麻の成分なのですが、健康効果がかなり高いらしく、

腎不全予防におすすめしている獣医さんもいます。

いや、腎不全っていうか、健康をキープするのにかなり良いみたいです。

まだあまりデータ的なものは多くないんですけど、私はかなり期待しています。

Amazonで「猫用」があるので、探してみてください。

あと腎不全予防に一番おすすめなのがAIMです。

AIM

今はカリカリとちゅ〜ると粉末のやつとおやつみたいなのだけなんですけど、

若い時から接種させる事で、腎不全の発症をかなり抑えられるかもしれません。

あとこのAIMって、確か2026年か2027年に腎不全の薬として認定されるとか。

そうなると特効薬ができる可能性があるそうです。

今売ってるカリカリとちゅ〜ると粉末のやつとおやつみたいなのは、

AIMそのものではなく、猫の体内のAIMに合図を送る的な、そんな感じのノリなんだそうです。

AIMそのものを接種させた時、慢性腎不全のステージ4の老猫にもかなり改善が見られたとかで、

もしかしたら本当に、革命が起こるかもしれません。

今、うちには4匹の猫がいるのですが、

なんらかの形で
・きえ〜る
・AIM
・CBDオイル
の3つを少しずつ接種させています。

さくらは2012年2月生まれなのでもう12歳、あおちゃんが2011年10月生まれなので、

そんなに変わらないので注意しないといけません。

とりあえずの目標は、さくらを腎不全にしない事です。

というわけで、猫の腎不全対策のお話しでした。

他にも色々な手があるかもしれませんが、1番重要なのはやはり予防する事だと思います。

猫を飼ってる方はぜひ参考にしてください😉

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