MENU

「動画なら人柄が伝わる」という幻想。なぜ、ヒトガラSTYLEは動画を選ばなかったのか?

ヒトガラSTYLEは、会話形式で商品やサービスを紹介しつつ、その人の価値観やストーリーも詳しく聞いていくスタイルです。

ウェブ上の文章なんですよね。

ヒトガラSTYLEは、動画形式ではありません。

「動画の方が表情も声も入るから、文章より人柄が伝わるじゃん!」

と思うかもですが、違います。

あえて動画にしなかった理由があるのです。

目次

ヒトガラSTYLEの全文をそのまま動画したらどうなる?

じゃあ、ヒトガラSTYLEの全文をそのまま動画にすればどうか?

人柄が滲み出るんじゃないか?

ちょっと考えてみましょう。

『ヒトガラSTYLE』の3,000〜4,000文字を超える濃密な人生訓を動画で伝えようとすれば、「10分以上の長さ」になります。

誰が、他人の長い自己紹介動画を最後まで見るんですか?🫠

再生ボタンを押されません。

「よほどの有名人」でない限り、他人の10分の語りを最後まで見る人は、あんまりいないと思います。

そんな暇があったらYouTube見ます。

面白い動画がいっぱいあるので。

「動画版」が抱える致命的な弱点

さらに動画は、視聴者の時間を「拘束」します。

興味がない部分も早送りしづらく、倍速とかにする人も多いので、少しでも「宣伝臭」がした瞬間にユーザーは離脱します。

読者が自分のペースで「心に刺さる言葉」を咀嚼(そしゃく)できるからこそ、深い共感が生まれるんです。

「検索」と「資産」

動画は、パッと見て「どの部分に知りたいことが書いてあるか」が分かりません。

文章はGoogle検索にも強く、必要な箇所をスクショして見返せる「手に取れる資産」になります。

あと文章はページが増えると、検索エンジンの評価も高くなるので、見にきてくれる人がどんどん増えるはずです。

これも資産のひとつかと思います。

では1〜3分くらいにまとめる?

飽きさせないようにカットして編集して、BGMを派手にする。

これなら見られるんじゃないか?

でも、1分間の動画に含まれる「言葉(情報量)」は、文字に起こすとせいぜい300〜400文字程度です。

良いところだけを繋ぎ合わせた、中身スカスカの「キラキラ紹介VTR」が出来上がります。

ただの印象操作です。

『本人が熱く語る自慢話のダイジェスト』です。

結果、情緒が死んで、ただのCMになります。

CMとコンテンツ

CMという言葉が出たので、この事にも触れておきたいです。

テレビ番組を思い出してください。

番組の合間にCMがありますよね。

それなら、そのCMは見られる可能性があります。

YouTubeもそんな感じでCMがありますよね。

雑誌とかも、例えばマンガの雑誌だと、マンガの合間に何かの宣伝があったりする。

これなら、目に入るかもしれません。

でも冷静に考えてください。

CMだけのテレビを見ますか?

チラシだけの雑誌を見ますか?

特別や理由がない限り見ないはずです。

「あえて見る」という動機を作るにはコンテンツを作る必要があるのです。

CMとコンテンツの違い

CMとコンテンツ決定的な違いについても触れておきたいと思います。

CMは、 「この商品を買ってください」「私はこんなに凄いです」という、送り手側の都合で作られた「売り込み」です。

コンテンツは、観る人に感動や気づき、あるいは娯楽を与える、受け手側のための「贈り物」です。

CMは広告、コンテンツは価値ある中身だということです。

ヒトガラSTYLEはコンテンツを作ってる

ヒトガラSTYLEは、単なる「紹介記事」ではなく、一人の人間の葛藤と再起を描いた「短編映画」をテキストで表現しています。

一人の人間が苦難を乗り越える「ドラマ」です。

まあ、あんまり苦難がない人もいるんですけど笑

でもその人の価値観や考え方は、滲み出るようになっています。

それに加えて地域密着なので「その人にも会える」のも魅力だと思います。

知り合いが載ってる事もありますし。

だからコンテンツとして機能するので、「あえて読もう」とする人が多いのです。

ヒトガラSTYLEをそのまま動画にするとコンテンツになるか?

では、

『ヒトガラSTYLE』の3,000〜4,000文字を超える「10分以上の動画」はコンテンツになるのか?

たぶん、CMだと判断されやすいです。

なぜ動画版は「CM」になりやすいのか?

たとえ『ヒトガラSTYLE』の深い内容をそのまま動画にしたとしても、たぶん見てる人は「あ、これ宣伝(CM)だな」と本能的に察知することが多いと思います。

テキストだと、読者は文字を読みながら、自分の心の中で「自分の声」として物語を再生します。

これは「内省(深い対話)」です。

動画は、本人が喋る姿、泣く姿、笑う姿が「完成された映像」として押し寄せます。

これは視聴者にとって「他人の説明」でしかありません。

この「押し付け感」が出た瞬間に、コンテンツ(自分事)からCM(他人事)へと格下げされます。

ヒトガラSTYLEの記事の中盤に、「このお仕事を始めたきっかけ」を聞くセクションがあるんですけど、

動画版でここまで見てくれればコンテンツとして機能するでしょうね。

でもそれより前がCMっぽいので、動画はそこで見るのをやめる人が多いと思います。

文章だと一気に「目を通せる」し、読みたいところから読めばいい。

そして、CMは「消費されるもの」です。

しかし、経営者の「人柄」は、消費されるべきものではありません。

それは、時間をかけて読み継がれ、信頼を醸成する資産です。

あと、ヒトガラSTYLEはそうとう深い部分まで話してもらってるので、

口で言うのは恥ずかしいっていうのもありますよね。

そうなると中身が薄くなって、やっぱりCMになります。

もちろんヒトガラSTYLEの文章は、CMの部分もあります。

なので「コンテンツの要素を持たせたCM」とも言えるでしょうし、「CMの要素を持たせたコンテンツ」と言えるかもです。

動画広告とセールスについて

動画広告とセールスについても触れておきます。

マーケティング界隈でも、数年前から動画の広告がめちゃ増えました。

でも、その派手な動画広告も、「詳しくはこちら」みたいなボタンを押すと、

テキストのLP(紹介ページ)に誘導されます。

なぜか?

人は、大切な決断をする時は必ず「言葉」を咀嚼して納得したいからです。

「動画が流行ってるから」と安易に流されると、この「最終的に文字で決まる」という商売の原理原則を見落とす事になります。

ちなみに動画広告ですが、流行ってた時期はかなり成約率が高かったみたいなのですが、

今はかなり下がってきて、静止画とあんまり変わらなくなってるという話も聞きました。

それと動画広告でも、役に立つ内容を含んでコンテンツっぽくするのは有効です。

動画で本当に人柄を伝える方法

では、動画で本当に人柄を伝える方法を考えてみましょうか。

動画で本当に「人柄」を伝えようと思ったら、それはCMではなく、コンテンツにしないといけないのは当たり前ですが、

「再生ボタンを押させる」「最後まで見てもらう」というのを意識すると、「エンターテイメント」の領域まで踏み込む必要があると思います。

どうやるか考えてみましょう。

30〜60分の大作ドキュメンタリー

これを作ると一定の人は見るし、心に残るし、ファンも増えると思います。

でもコストが数百万〜一千万円単位。

プロの監督、構成作家、カメラマンが密着する必要があります。

そして 「情熱大陸」レベルのクオリティがないと、誰も最後まで見ません。

さらに、一度作ると「情報の更新」が一切できず、ただの高級な「置物」になります。

1〜2分の「役に立つ・面白い」動画

役に立つか面白い系のショート動画をいっぱい作る。

1本あたりは安く見えますが、これを「出し続ける(運用する)」労力が凄まじいです。

経営者が本来の仕事(経営)を捨てて、クリエイター(YouTuber)になる覚悟が必要です。

個人的にはけっこう見たいです。

20〜30分で喋る系(エンタメ)

私が好きな
・NAOKIMAN SHOW
・コヤッキースタジオ
みたいなやつです。

これは、企画力と「演者のキャラ」が全てです。

「全ての経営者がカメラの前で面白く喋れるわけではない」というのが最大の壁です。

無理にやらせると、見ていられないほど痛々しい「滑ってる動画」が出来上がります。

だからこそ文章が「正解」になる

動画コンテンツは、選ばれた『スター』にしか許されない贅沢品。

対して、ヒトガラSTYLEの文章は、全ての経営者の魂を『スター』に変える。

「動画で人柄を!」と思ってる人は、その「現実」を無視しています。

私は「動画がコンテンツとして機能するためのハードルの高さ」を理解した上で、あえて文章を選んでいるんです。

「文章(記事)」という媒体は、実は「最も効率よく、最も深く、最も相手の時間を奪わずに」魂を届けることができる、究極のブランディングツールなのです。

最後に : 実は文章もなかなか読まれない🫠

ここまで「文章の優位性」を熱く語ってきましたが、ここで一つ、残酷な真実を告白します。

実は文章もなかなか読まれません🫠

どれほど良いことが書いてあっても、文字が「壁」のように並んでいるだけで、現代人は反射的に

「うわぁ🫠 後で読もう(=一生読まない)」

とブラウザを閉じます。

動画が「強制連行」なら、長い文章は「重労働」です。

だからヒトガラSTYLEは吹き出しを使った会話形式なのです。

会話形式は一言が短く、テンポが良い。

LINEやメッセンジャーを見慣れた現代の脳にとって、最も「ストレスなく、スルスルと心に入ってくる」リズムなのです。

でも本当は、「動画か文章か」という議論はどうでもよくて、大切なのは、

「どうすれば、忙しい相手の心に、経営者の魂を1ミリでも深く滑り込ませることができるか」

その問いに対する、私の現時点での最適解が、この「ヒトガラSTYLE」の形なのです。

ヒトガラSTYLE

というわけで、興味がある経営者の方はご連絡ください😉

上村圭の公式LINEから連絡する

上村圭の個人LINEから連絡する

私を個人的に知ってる人は、個人LINEからで大丈夫です✨

目次